Adventures in Ville

生まれも育ちも奈良県民なワタシが、東京という大都会のど真ん中でいろいろ出くわす冒険記です。

ネスカフェアンバサダーの巻

昨年秋のオフィス移転を機に、職場でネスカフェアンバサダーになろうという話で、ひとまず公式サイトから出張デモを依頼。

 

それまでに口コミや運用方法をネットで調べまくっていたので、説明は特に目新しい内容ではなく。

 

コーヒーの香りが似合う好感度高め男子が営業にやって来て、あれやこれや試飲させてくれるであろう出張デモ。

 


…が。が、しかし。

 


予想に反して、機材を揃えてやって来たのは、いかにも夜の顔を持つホスト系男子。絶対これ、本業ちゃいますよね、と言いたいけど絶対言えない。もはや天下のネスカフェさんさえ「え、マジ大丈夫?」と思えてくるチャラさに、これは自分の了見の狭さの故なのか、一気に「ここにほんまに登録してもええんやろうか」感が漂う。

 


たまたま上長も不在だったので、「今日の申し込みというのは無理でして…」と話すとやはり、今日申し込みまでこぎつけようという前提のもとだったようで、

 


「そしたら後日、電話でフォローしながらのネット注文になります~。僕に電話してもらわないと3万円プレゼントキャンペーンのページに行けないので。」

 


とのこと。ちゃんとネットに申し込みページがあるのに、手取り足取り電話でフォローされなきゃいけない謎。どこか他へ誘導されやしないかという不安感。

 


何ゆえこんなに騙されてやしないかというアンテナが立つのか。

 


そんなことを考えているとふいに、

 


「で、ユネスコさんはどんな事業をされてるんですか?」

 


とホスト君に聞かれるも、

 


「いやいや、絶対自分興味ないですやん。…。え、…そんなん聞いてむしろどうしようと!?」

 


と、一人でパニくって、説明もしどろもどろ。おかげでまるで入りたてのなにも知らない新人みたいになってしまったやないか。

 

導入してからかれこれ3ヶ月ほど経つけど、あれ以来あのホスト系男子(←勝手に決めつけてるけど)からは何の音沙汰もなく、ただ、だからと言って何も問題は起きていないので、きっと夜の世界で花形になる為に地道にコツコツと努力しているホスト(←勝手に決めつけてるけど)の平日の一幕を目の当たりにしたのかもな。

 

ちょっとNHKの72時間密着とかに出てきそう。最初から最後まで完全に決めつけてるけど。