公益法人て、なんですの!?-その2-
公益法人とは、の部分は前回ざっくりばっくり書きましたが、その中でも今回ネックとなっているのは規程について。
一般企業で働いた経験がないのでわかりませんが、公益法人にとってはこの規程が憲法か!っていうくらい大切で、何かあると規程に基づき、規程で網羅できいなかったら改訂する、運営管理の基盤となるのが規程なのです。
今回、急きょ新規で理事が増えることとなり、改めて規程とにらめっこなう。
公益法人(一般は知らんけど)の決まりごととして、まず、事業を動かす事務局があり、その上に理事会、更にその上に評議員回という3階層が存在し、評議員会の方が権力的には上になる。その理事の任期は2年、評議員は4年が任期の為、隔年で理事の再任手続きをする、というのが定められている。
2年に一回って!1年に一回でも、「あれ?どうするんだっけ?」となるのに、2年も空いたら、しなきゃいけないということ自体忘れてしまう。
「鍵かけたっけ?」となるならまだしも、鍵をかけてないこと自体に気づかず帰ってきたら家の鍵空いてたやん…みたいな。
そんな程度で済まされないので、なお怖し。そして、今年はその理事も評議員も両方とも再任手続きをする当たり年なのです!憂鬱!
多分、私が前任者のはたから見ていた様子では、
①6月の評議員会後、すぐに理事と評議員再任の書面決議を取る。
→て書くだけならめちゃんこ簡単そうで釈!約30名近い人たちに手紙を送るべく、稟議書回して発送作業して…。はぁ。
②再任の就任承諾書がもらえたら
②再任の決議が戻ってきたら、それぞれ登記の作成をする。
→HOW? てなるので、これは司法書士の専門家に委託。でも、それなりに整えて委託するための手続きがわーっと。はぁ。
それに特化して毎日片付けていけたらいいけど、やれ文具がない、システムが動かない、来客がある、後援名義申請の許可手続きを、理事会の準備を、規程の改定を、立入検査を、といっぱい日々出てくるわけで。総務ってみんなどうやってこなしてるのか。