小さな習慣 〜メモ魔になってよかったこと〜
久々にお仕事のハナシ。
昨年秋、オフィスの引越しをほぼ一人でやりきった後(→いや、もちろんみーんなの協力があったことは言わずもがななんだけども!けども!!)、驚くほどの不達成感と底なしの虚無感で、これがいわゆる燃え尽き症候群か〜〜、と実感。
仕事を辞めることしか考えなかった私に与えられた1週間の夏休み(→もう、秋やったけどな!!)。
休み明け第一声で、仕事を辞めたいと伝えました。移転の後始末でまだまだ作業がある中で、日々、慣れないオフィスにさまざまな問い合わせが殺到する。自分にはもうキャパオーバーだと。
すると上司からは驚きの発言が!
「私はね、人にはキャパなんてないと思うの。逆にやったらやっただけ伸びると思うの。」
すごー。ほんまに!?今のワタシ、なんならキッズピザの生地なのに、大人サイズに伸ばそうと必死のパッチで、もはやところどころうっすいうっすい生地になって穴開く寸前なのが目に浮かぶんですけど!?そんな無限のピザ生地あるのん!?
その時は、へぇ〜、ふ〜ん、となんだかんだで話は終わり、結局やればできるという熱血指導になんとなく丸め込まれてしまいまして。
ただ、唯一、有効的な会話は、業務過多なのは目に見えてわかるけど、効率を上げれば解消できる部分があるのでは?ということになり、自分なりにこれなら毎日できるかも、と思ってそれから毎日実践しているのは、「やる事メモ」。
そんなの社会人として当たり前なのかもしれないけど、毎日、
①トップの予定や進捗
②上司の予定や進捗
③その日の全スタッフの出勤状況(→言うても十数名のオフィスなんで、そんな言うほどアレですが)
④自分が抱えている業務
を勤務開始直後に書き出してからメールチェック
すると、この自分のタスクの多いこと。
多分日々ザッと20はある。
細かいのも入れるともっとかな。
そのうち、
①期限が先だけどめっちゃ大事案件
②期限がもうすぐのめっちゃ大事案件
③期限がそこそこ近いけど、そこまで大事じゃない案件
④なんなら過ぎてるけど、怒られてからなんとかしてもなんとかなる案件
と、いろいろあるわけで、
間違いなく②は次から次へと回さないといけないのに、②がやたら多い!!
なのに、総務ゆえに、日々、やれ
「パソコンがおかしいんでみてもらえませんか〜」
から、
「文具の在庫がありませーん」
だの、
「来客です〜」
とか、
「公印押してくださいー」
などなど、山に取り掛かる前に集中切れることばかり。
行ってみれば、家を一軒建てたい(20余のタスクをこなしたい)のに、
集中して木のサイズ測ってたら、あっちで水道管が破裂し、
こっちで電線が切断され、
優先順位をぶっ飛ばして今、なんとかしないといけない事象が発生するようなもんで。
家建てたいのに、今日は木の採寸で終わったやん!!位の不達成感。
根本的な問題は、人手不足だと思うけど、財政状況も知ってるだけに、増えないことも知ってしまう。
そんなわけで、自分なりに落とし前をつけなやってられん!となってる私が、最近割り切って心がけているのは、
メモして忘れる!
…この弊害は、月曜に思い出すのに時間がかかるというのがあるけども、あたまが忘れてもいい、と思うだけで、かなりストレス軽減されることが判明。
あれせな、これせな、ってずっと頭の中にあるから、非効率的に頭の中が動き続けてて、疲れも取れないし、休んだ気にならない。
ま、これでほんまに忘れてしまって、もんのすごい重大ミスを犯したとしても、それはそれで踏ん切りつきます。
他の人がやってやれるんなら、私なんかより断然交代してくれたらいいし、
他の人がやって、こらあかん、無理無理!ってなったら、その時やっと人にはキャパがあるってことに気づいてもらえるはず。
失敗を恐れず日々のことに忠実にいる。
私なりの処世術。