Adventures in Ville

生まれも育ちも奈良県民なワタシが、東京という大都会のど真ん中でいろいろ出くわす冒険記です。

卵の殻の上を歩くカサンドラ

カサンドラ症候群とは、アスペルガーやその傾向があるパートナーを持つ人が、知らず知らずのうちに我慢して、知らず知らずのうちに、なんだか頭が痛いな、とか肩こりが酷いな、から始まり、意味もわからず体がだるくなったり、ついにはなんだかもう消えて無くなりたくなったりする症状を訴えること。

 

優しい頑張り屋タイプに見られやすいという、そんな私も別に無理して優しい頑張り屋さんをやってるわけでもなんでもないけど、根っからの尽くすタイプなので、どうしてもそうなりがちで。

 

このところ、あのいや〜〜な感じは収まっているものの、この平穏な日々が、いつ、なんどき、何がキッカケで急変するかわからないので、まるで卵の殻の上を歩いているような気持ちなのです。

 

そう、相手が調子いいからと言って、一緒になってスキップしてたら、不意になにかの瞬間でズボッといくわけで。

 

それは、誤っていつも使っているコップを割ったからかもしれないし、お味噌汁にナスを入れてしまったからかもしれない。

 

はたまた、一向に入りそうにないのでお風呂のお湯を抜いたからかもしれないし、子どもが言った冗談を間に受けてしまったからかもしれない。

 

地雷が余りにも思わぬところに散りばめられているので、いつのまにか、目を見て思いっきり笑えなくなっている自分に気づいてなかったほど。

 

でも、ある時を境に、地雷を怯えて恐る恐る歩き回る自分に疲れてしまって。

 

地雷を踏んだら終わり、と思っていたけど、むしろ、踏んでよっぽどどこかへ飛ばされたらいいやと思えるほどになった私は、少し強くなった気がします。

 

こういうのを、ワンアップというんでしょうか。言うなれば、地雷をそこここに埋めた悪の根源に立ち向かい、この地雷がいかに人を不幸にしているかを知らしめて、これ以上地雷を増やさないように言い聞かせてやろうくらいの気持ちが芽生えたのです。

 

そこまでやっても、上手くいかなければ、もういいや、地雷のない世界へ羽ばたこう、とも思えるようになったのです。

 

今まで、抜き足、差し足、地雷はこれかな?あるかな?ないかな?と探り探り歩いてた自分から解放されて、もはや来い、地雷!くらいの強気に。

 

これはこれは、ハイとローのハイかもしれないので、気をつけなきゃですが。

 

いざ、地雷を踏んでも、さっき書いたみたいに振る舞えるか、度胸試しの投稿でもあります。

 

これからの私、乞うご期待。