Adventures in Ville

生まれも育ちも奈良県民なワタシが、東京という大都会のど真ん中でいろいろ出くわす冒険記です。

カサンドラなワタシ

DV相談をしてみた件

これはもはや季節もんなのかもしれないが、毎年GWというのは私にとって非常にしんどい。体調が、ということではなく精神的にしんどい。 長い休みだからなのか、いつも以上にオット氏と関わる時間が長いからなのか、だいたいオット氏はGW中は非常にぞんざいな…

誕生日を祝われたくない利用者さん

ウチの利用者さん(a.k.a. オット氏)は、誕生日を祝われるのが嫌い。 そして、人にバラされるのも嫌い。 サプライズ誕生日パーティーなんて企画しようもんなら、空気は最強に凍りついて、その場にいる全員を後悔という名のどん底に追いやることになるでしょう…

離婚したくてもできないカサンドラ

アスペルガー症候群のパートナーを持つ伴侶がやり場のない生きづらさを感じて精神的に苦しんでいるなら、その人はカサンドラ症候群かもしれない。 我が家のオット氏は、ザ・アスペルガーではないけど、時々世間を騒がせる変わった人程度でとどまり、IQもきっ…

ウチの利用者さん その3

このたび、ウチの利用者さんは、一時的に我が家の利用をストップされることとなりました。 世間一般的には、いわゆる単身赴任というやつなのかもしれませんが、ウチの場合、期間は不明、育児や家事から完全に撤退することに、特に罪悪感を覚える様子もなく、…

ウチの利用者さん

ウチのオット氏は、こだわりが強く、相手の気持ちに寄り添えない傾向が強いため、深夜に仕事から帰ってきて、自分のために夕食が用意されていても、それがその瞬間食べたいメニューではなかったらフツーに食べないし、むしろその時食べたいおつとめ品をスー…

【経済的に孤独なカサンドラその②】

アスペルガーの夫たちは、心の共有ができないため、カサンドラな妻は伴侶から理解されない孤独と、その辛さを周りから理解してもらえない2つの孤独に苦しむもの。 加えて、大抵の場合、アスペルガーの人は、お金のシェアも苦手だそうな。結果、徹底的にケチ…

カサンドラは人のウチに行ってはいけない

そうだった。忘れてた。 我が家が特別だということを。 先日、保育園の友達のお宅をひょんな事から流れで家族揃って訪問してしまった。 車通りの少ない閑静な住宅街に立ち並ぶ素敵な2階建てのお家。 リビングに上がると綺麗に片付いていて、突然訪問してこの…

【経済的孤独を抱えるカサンドラ】その①

ちょいちょいカサンドラネタではない記事を書こうとするも、やはりどうしてもネタに尽きないカサンドラ。 今、一番納得していないことを、頭の中でまとめるべく、そして、打開策を見出すべく、書きしたためることにします。 それは、お金。結局めぐりめぐっ…

【いろんなASタイプの巻】〜カサンドラのブックレビュー②

「夫がアスペルガーと思った時に妻が読む本」を読んで、感想や思い巡らした事を消化するべく、遅々として進まないブックレビューを残してみているこのところ。 第1章の中盤では、いろんなタイプのASについて書かれているんだけど、この本は終始全ての人に優…

本のレビューを書いてみるカサンドラ

7月から久々にアプリを開いてアクセス解析してみると、2週間以上更新してなくても日々ちょびっとココを訪ねてくれてる人がいるらしいことがわかる。 しかも、定期的なのか、何も書いてないのに訪れてくれてるのを見ると、 「え。なに。もしや知り合い!?」 …

カサンドラの産後クライシス 〜その3〜

赤ちゃんが生まれて退院するまでは、たった30分でも赤ちゃんの顔が見たくて、抱っこしたくて、夜病院に来てくれていたオット氏は、退院後初めての週末の始まりに、私が地雷を踏んだせいで、その日から音信不通となってしまった。 …いやいや、私が地雷を踏ん…

カサンドラの産後クライシス 〜その2〜

出産した病院で5泊した後、木曜の午前中に退院した私は、そこから2週間ほど、実家の母に手伝いに来てもらうことになっていた。 これも、当初私は里帰り出産するもの、と思っていたのに、「2人に与えられた子どもなのに、最初に2人で育てないのはおかしい」と…

カサンドラの産後クライシス 〜その1〜

振り返ってみると、子どもが生まれるまでは、何をされても落ち込むことはなかった。 ある時は、勝手に包丁を新しく購入して激怒され、冷蔵庫の前でずーっと立ち尽くして泣いていた。 またある時は、私の友達(←美人で可愛らしい)に会った日の夜、 「○○ちゃん…

プチししおどしと対峙するカサンドラ

前回、オット氏の急激な感情の乱高下を見て、ししおどしと住んでいるみたいと書き、次のししおどしはいつやってくるのかと思っていたら、意外にすぐそこにありました。 1週間ほど帰省して戻ってきたら、やたら不機嫌なご様子で。 自分の思うように何かがいか…

ちょっと強くなったカサンドラ

少し前のこと。 1ヶ月ほど絶賛無視キャンペーンが開催され、私は、そこにいるのに、まるで存在しないかのような日々が続きました。 多分オット氏は、無視しているつもりはないかもしれない。 必要最低限の質問には答えていたし、夜は寝静まってからしか帰っ…

卵の殻の上を歩くカサンドラ

カサンドラ症候群とは、アスペルガーやその傾向があるパートナーを持つ人が、知らず知らずのうちに我慢して、知らず知らずのうちに、なんだか頭が痛いな、とか肩こりが酷いな、から始まり、意味もわからず体がだるくなったり、ついにはなんだかもう消えて無…

情緒不安定なカサンドラ

いやいや、女子か!!って思うほどに、オット氏は約月一ペースで1週間ほどアスペ疑惑のゆえんたる感情の底を露呈するのですが、特に2月から5月頃までは、花粉の季節も相まってなのか、今月はかれこれ2週間、無視ライフ継続中な今日この頃。 人と暮らすにあた…

共感したがるカサンドラ

カサンドラがカサンドラなるゆえんはというと、 ギリシャ神話の王女カサンドラがその語源だそうで。 ウィキ情報によると、ギリシャ神話に出てくるトロイの王女カサンドラは太陽神アポロンに愛されるようになり、予知能力を授かるんだけども、 その能力のおか…

雨の日のカサンドラ

我が家の玄関は狭い。 なのに、何人住んでんねん!?というほどに靴がある。 そして、時にはそこにストライダーという、ちびっこ用のペダルなし自転車も置きっぱなしになる。 今朝は、朝から雨なのに、まさにそのストライダーが下駄箱を塞ぐ形で置かれ、閉ざ…

カサンドラの心得

約1年半の円満別居生活(←一般的には単身赴任生活と言う)を経て、このたび家族3人暮らしを再開させた私たち。 まわりの中でもそれほどワタシたちのことをよく知らない方々は、家族は一緒が一番!と口々に言われるが、どんな家庭もあるわけで、必ずしも一緒に…

カサンドラに気づいた話

いやはや、かれこれ2年前の今頃。 育休を終えて仕事復帰して1年が経とうとしていた頃で、仕事のストレスや日々の忙しさからかものすご〜〜く鬱々し出し、春になるとこんなこと今までにないわっていうくらい落ち込みました。 どのくらい落ち込んだかと言うと…

週末のカサンドラ

カサンドラ症候群のワタシは、土日が一番緊張する。 なぜなら、カサンドラの原因でもあるオット氏との時間がより長くなるから。 つい先日も、インフルにかかった我が子とオット氏との三角関係で悩まされた…。 病気にかかると、いつもよりさらにワタシに甘え…