Adventures in Ville

生まれも育ちも奈良県民なワタシが、東京という大都会のど真ん中でいろいろ出くわす冒険記です。

やべっちの公開説教@岡村隆史のANNで思うこと

遅ればせながら、radikoやべっちの公開説教の回を拝聴。

 

岡村さんの失言は、間違いなく失言だったけど、そのうんぬんかんぬんは置いといて、今回は矢部さんの公開説教という神フォローと、そのやりとりから見えた岡村さんの発達障害疑惑っぷりについてまとめてみたくなりました。

 

これは、自分の身近にもアスペ疑惑真っ盛りのオット氏がいるから故に敏感になりすぎてそう思うだけなのかもしれないけれど、だからこそ気づけることもあるかと思うし、ある意味、岡村さんをほっとけないというか、擁護とはちょっと違うけど、いわゆる世間が正しいとする答えではなかなか解決しきれないこともあると思えてしまい、ついつい書き留めたくて。

 

今回のラジオを通して、矢部さんの定型っぷりや、まともな男性像を見られてホッとしたし、身近にいる人の考えられない発言に矢部さんがガチで「びっくりした」り、「コワなってスルーした」りした話は、ただただ共感だったなぁ。

 

ワタシもいまだに、え、そこでそんな発言する!?とか、ここでようそんな態度取れるわ!と驚きを隠せず、言っても反論の嵐のため、もう何も言わずに見て見ぬ振りしてることだらけだし。

 

そして、その矢部さんが「ビックリ」した岡村さんの発言エピソードを聞いて、岡村さんは「今まで気づかなかった」「そやったんやぁ…」と反応している点が、ワタシが最も「あれ…?岡村さんて、もしや発達!?」と思わずにはいられなかった。

 

他の言葉では「天然」と呼ばれることもある発達障害。これがあるからといって、必ずマイナスなことではないし、むしろ芸能界や各界で成功する人はある意味こういうのも含めて素質のうち、とワタシは思っているので、岡村さんにとって芸能界は一番あるがままを活かせる場としてピッタリなんだろうな。

 

でも、あの場でそれら全ての指摘を静かに受け止め、激高することのない岡村さんは、うちのオット氏とは少し違う。オフになったらどうなのか…そのへんは知らんけど。以前、岡村さんの心がポキッとなったときのことを思うと、激高タイプではなく、気を病むタイプなのだとすると、これから気をつけなきゃだから、誰か発達障害の可能性があるという観点からもサポートしてあげてほしい。

 

矢部さんは、「景色を変えろ」と言って、そのひとつとして結婚をほのめかしてた。うん。真っ当な定型男性にとっては、ほんと結婚が一番景色を変えるのに適したライブイベントだと思う。

 

けど、もし岡村さんがほんとに発達だったとしたら、結婚は本人にとっても、そのパートナーとなる人にとっても、相当の覚悟がないと、変わった景色に耐えられず、相当しんどい生活になるやろうし。

 

ワタシも、一応、覚悟を持って結婚した。そして結婚後、アスペ疑惑の人と一緒に人生を歩むことってこんなにも大変なのかと相当病んだ。

 

矢部さんのごとく、相手のことを「飽きるのが恐くて、嫌いになるのが恐くて、距離を置いた」と話していた時期を経て、ワタシはついにオット氏をゲストハウスの利用者さんやと思うことにした。

 

定型やべっちなら、結婚後、きっとお互い相手の望むことを考えて、言ってはいけないこと、しないといけないこと、相手を一番に考えると見えてきた景色があるんだろうなぁ。

 

でも、発達疑惑の人の場合、獲物だった彼女が結婚後「妻」という身内になった途端、妻から直すように言われた事を拒絶し、時には怒り、時にはシャットアウトし、自分の正しさを振りかざし、妻も苦しむわけだけど、夫も思いが伝わらない事や夫なりに我慢続きで苦しむという、もはや悲劇。

 

…と、ここまでは最悪ケースをついつい自分の経験から吐露してしまったけど、岡村さんにはそうなってほしくないな。

 

そして、やっぱり、矢部さんが言ってたように、岡村さんの景色を変えるのに一番効果的なのは、結婚なんだろうなぁ。でも、そんじょそこらの女性ではなく、岡村さんに適切に注意を伝えてながらも、拒絶されても打たれ強く、ありのたまの岡村さんを愛してくれる人であり、岡村さんも、結局その人を愛しいと思い続けられる人じゃないと、つとまらないんだろうなぁ。

 

芸人さんやアーティストの人たちって、何かしら発達障害的なものを持っているから後世に残るような芸術を生み出せるんだと思う。英語では、発達障害というマイナスなカテゴリーになんでもかんでも押し込めず、中には「ギフテッド(gifted)」と呼び、生まれながら神から与えられた、人より飛び抜けて素早い賜物を持っている人として表現をするんよね。

 

岡村さんも、きっとギフテッド。だからこそ、結婚は正直難しいけど、矢部さんみたいに今となっては数少なくなってしまった耳が痛い事を言ってくれる人をいかに身近に残して、その人を拒絶せず、そして自分自身を拒絶することなく、変わりたいと模索していくことで、これからもきっと素晴らしい笑いを届けてくれることと思う。そうであってほしい。

 

…ほんで、かくいうワタシは一体誰やねん。っていう。