Adventures in Ville

生まれも育ちも奈良県民なワタシが、東京という大都会のど真ん中でいろいろ出くわす冒険記です。

Tandem、はじめてみました。

何を隠そう、ワタシ、大学の途中でアメリカの大学に編入し、教員免許を取って帰国しました。

 

いや、誰に隠すもなんも、誰もワタシのこと知らんけど。

 

帰国後は、インターナショナルスクールで教えるお仕事をさせてもらってたので、もしかするとアメリカにいた時より英語喋ってんちゃう!?というくらい鍛えられ、当時のTOEICはリスニングで2個の凡ミスをするに留まるほどでした。もはや過去の栄光。

 

それから転職し、今となっては、あんなに一時帰国のたびに両親が痩せ細るほどの身を粉にして生み出してくれた学費が申し訳なくなるほど、英語は生かされておらず、時々話すとめちゃめちゃ下手になってる!!

 

でも、だからと言って英会話スクールに通うお金ももったいないし、時間もないし。

 

そうだ。誰か日本語を勉強したい人を見つけて、仲良くなればええんやん、となり、早速

 

「English」

 

「Japanese」

 

「Exchange」

 

「Partner」

 

と、安直なワードで検索してみる。

 

すると、最初に無料のサービスとして出てきたのがTandemアプリ。

 

なんでも、ヨーロッパ発のアプリらしく、「真剣に言語を学びたい人が集まる」というのが売りだそうな。

 

…ほんまかいな。世の中、そんなに平和になったらオレオレ詐欺とかで何億も被害出ませんが。

 

半信半疑でありながらも、信頼性の高い審査のため、登録に数日かかるそうなので、1日の中で最も(←もしくは唯一)手持ち無沙汰な通勤電車内でアカウント作ってみる。

 

まずはメールアドレスを登録して、そこに届いた認証URLをクリックして初期登録。

 

その後、母国語や学びたい言語、自分の写真を載せて完了。自分の写真、ていうのがなー。ま、ええけど。

 

数日かかるらしいので、気長に待つつもりだったけど、電車の中で暇なのでちょいちょいアプリを開いてみる。

 

…と、ものの5分くらいで承認されてる!めっちゃゆるい!人相よかったんかな!!

 

そんなこんなで、訳もわからず、いろんな人のプロフィールを見てみるけど、明らかに出会い求めてそうなプロフィール多いやん。ほら。やっぱり。

 

ちょいちょい見ていくうちにわかったけど、これ、足跡機能ある!早よ言うて!!めっちゃいろんな人のプロフィール見ちゃってるけどー。でも、足跡機能は有料オプションらしいし、まずは、自分の存在を知ってもらうのも大切なのでよしとしよう。

 

かつてのmixi全盛期とワタシとしては、あしあと残ることがドキドキだったのがなんとなく懐かしい…。

 

最初は、まぁ、家族持ちだし、英語を磨きたいわけで全く出会いとかいらないので、「異性メンバー非表示」設定で、女の子達に声をかけてみる。

 

 

…が!誰も反応しない。 

 

なんと。結局みんな出会い目的なんか!?と思い、やむなくさっきの設定をオフ。

 

そして、出会い求めてませんアピールを込めて、子どもと一緒に撮った写真をプロフィールにしてみる。

 

すると、最初に声をかけてきたのは、やはり怪しげな男性。最初は日本語を教える代わりに英語を磨くの手伝うよ、という会話でそつがなく英語のチャットをするものの、じゃ、この辺でさよなら〜〜となると、

 

「じゃあ、ラインのID教えて」

 

いやいや、Tandemで十分やし。

 

と、丁重にお断りすると、

 

「でも、Tandemは仕事中見られないから、ラインならいつでも連絡取り合える」

 

いや、ラインを仕事中にすんのかぃ!

 

そして、こちらとしては、いつでも連絡取り合いたいとは全く思ってないので、結構です。

 

と、丁重にお断りすると、連絡は途絶えました。

 

最初こそ過敏になってたけど、こんな感じのやりとりがあまりにも多いので、ちょっとでも個人情報聞いてくると即さよなら〜ってしてたら、だんだん罪悪感なくなってきたし。

 

そんな中でも10人に1人くらいはマジで日本語勉強したい人もいるので、サクッと日本語の練習につきあったり、こちらも英語でチャットしたり。

 

まぁ、ほんとは、チャットなら割とスラスラ出てくる英語を喋るレベルでスラスラ出せるように戻りたいので、音声通話しないと私の目標は達成されないのだけど。

 

でも、まぁ、それはまたおいおいトライしてみます。そんなこんなで、ツッコミどころ満載のTandemで遊んでみたハナシでした。